池井戸潤:就活生は絶対読むべし。半沢直樹に見る、サラリーマンの心得え14条

こんにちは。読書@toiletです。

読書@toiletの読書日記も兼ねて読んだ本の紹介させていただいてます。

今回は、紹介しきれなかった、池井戸潤先生の「半沢直樹 シリーズ」の名言をまとめてみたいと思います。

理不尽な事態に巻き込まれがちな、サラリーマンの皆さんが心得ておく名言が、たくさんありました

半沢直樹 1 オレたちバブル入行組より

「オレは基本的に性善説だ。相手が善意であり、好意を見せるのであれば、誠心誠意それにこたえる。だが、やられたらやり返す。泣き寝入りはしない。十倍返しだ。そしてーー潰す。二度とはいあがれないように。浅野にそれを思い知らせてやるだけのことさ」

※文春文庫 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 池井戸潤著 P290より引用

その① 半沢直樹より:まぁ、「半沢直樹」って言ったら、このセリフですよね。

「東田さんよ、この前オレがいったこと覚えてるか。この世の中、法律よりも大事なものがあるんだよ。あんたはそれを忘れた。だからこうなった。恨むんならせいぜい自分を恨むんだな」

※文春文庫 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 池井戸潤著 P339より引用

その② 半沢直樹より法律より己の信念が勝る、ということでしょうか。

「オレの言葉に決まってるじゃないか。それとな、どうせ銀行に行くなら偉くなれよ、直樹。偉くならなきゃ、あれほどつまらん組織もないだろう。偉くなって、うちみたいな会社、いっぱい助けてくれ、頼むぞ」

※文春文庫 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 池井戸潤著 P348より引用

その③ 半沢直樹の父より:お父さんはいいこと言うんですよね。銀行員に限らず、サラリーマンは偉くならないと、つまらん組織だと思います。偉くなっても、つまらないかもしれませんが。

「夢を見続けるってのは、実は途轍(とてつ)もなく難しいことなんだよ。その難しさを知っている者だけが、夢を見続けることができる。そういうことなんじゃないのか」

※文春文庫 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 池井戸潤著 P355より引用

その④ 半沢直樹より:ちょっとクサイ。しかし、サラリーマンをやっていく上では、そういうことかと。

参考 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組の記事はコチラ↓

池井戸潤 著「半沢直樹シリーズ オレたちバブル入行組」を読んだ感想を書いています。

半沢直樹 2 オレたち花のバブル組より

「だけどそれはオレたちのせいじゃない。バブル時代、見境のないイケイケドンドンの経営戦略で銀行を迷走させた奴らーーいわゆる”団塊の世代”の奴らにそもそも原因がある。学生時代は、全共闘だ革命だとほざきながら、結局資本主義に屈して会社に入った途端、考えることはやめちまった腰抜けどもよ。奴らのアホな戦略のせいで銀行は不況の長いトンネルにすっぽりと入っちまったっていうのに、ろくに責任もとらないどころか、ぬけぬけと巨額の退職金なんかもらってやがる。オレたちはポストも出世も奪われていまだ汲々としたままだっていうのにな」

珍しく熱い眼差しを、渡真利は向けてきた。渡真利がそんなふうに考えていることを、半沢は初めて知って内心驚いた。「もしここで銀行から追い出されてみろ。オレたちは結局報われないままじゃないか。オレたちバブル入行組は団塊の尻拭き世代じゃない。いまだ銀行にのさばって、旧Tだなんだと派閥意識丸出しの莫迦もいるんだぜ。そいつらをぎゃふんといわせてやろうぜ。オレたちの手で本当の銀行経営を取り戻すんだ。それがオレのいってる仕返しってやつよ」

※文春文庫 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組 池井戸潤著 P231~232より引用

その⑤ 半沢の親友_渡真利忍よりドラマでは及川光博さんが演じていましたね。普段はおちゃらけたキャラですが、意外に熱いこと言ってます。

銀行には一つのまやかしがあるような気が、半沢にはしていた。

それは、あたかもこの銀行という組織だけが全てであると錯覚させるようなまやかしだ。それに根ざすものはエリート意識だったり、選民思想だったりするのだろうが、そのどれもが滑稽だと半沢は思う。

銀行から離れたとしても、全く問題なく人は生きていける。

銀行だけが全てではない。

目の前の人事一つで全てが決まるわけでは決してなく、人生というものは結局のところ自分で切り開くものである。

肝心なことは、その時々に自分が全力を尽くし、納得できるように振る舞うことだ。

※文春文庫 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組 池井戸潤著 P344より引用

その⑥ 本文より:「銀行」の部分を「会社」に置き換えて読んでいただくと良いかと思います。

参考 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組の記事はコチラ↓

池井戸潤 著「半沢直樹シリーズ オレたち花のバブル組」を読んだ感想を書いています。

半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲より

「それまでは、能力のない連中を食わせるために、見合わない人件費を払い続けて競合他社と渡り合わなきゃいけない。もっとも、その事情はどの会社だって同じかも知れないけどな。バブル世代は、会社という枠組みを超え、いまや世の中の穀潰し(ごくつぶし)世代なのさ。まさに社会問題そのものだ」

結局、どこまでいっても割を食うのはオレたちロスジェネ世代だーーそう森山は確信した。

※文春文庫 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 P32より引用

その⑥ 半沢の部下_尾西より:「オレたち花のバブル組」で、団塊の世代をこき下ろしたバブル世代でしたが、ロスジェネ世代から、激しくディスられています。結局、どの世代からも一つ上の世代は、目の上のタンコブということでしょうか。

「オレはずっと戦ってきた」

半沢はこたえた。「世の中と戦うというと闇雲な話にきこえるが、組織と戦うということは要するに目に見える人間と戦うということなんだよ。それならオレにもできる。間違っていると思うことはとことん間違っているといってきたし、何度も議論で相手を打ち負かしてきた。どんな世代でも、会社という組織にあぐらを掻いている奴は敵だ。内向きの発想で人事にうつつを抜かし、往々にして、本来の目的を見失う。そういう奴らが会社を腐らせる」

※文春文庫 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 P172~173より引用

その⑦ 半沢直樹より:結局、世代論はあまり関係ないということで、何が正しいかを自分の頭で考え続けるべきなのだと。

「だけど、それと戦わなきゃならないときもある。長いものに巻かれてばかりじゃつまらんだろ。組織の論理、大いに結構じゃないか。プレッシャーのない仕事なんかない。仕事に限らず、なんでもそうだ。嵐もあれば日照りもある。それを乗り越える力があってこそ、仕事は成立する。世の中の矛盾や理不尽と戦え、森山。オレもそうしてきた」

※文春文庫 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 P230より引用

その⑧ 半沢直樹より:もう、何も言えねーす。

「サラリーマンはーーいや、サラリーマンだけじゃなくて全ての働く人は、自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。会社の大小なんて関係がない。知名度も。オレたちが追求すべきは看板じゃなく、中身だ」

※文春文庫 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 P250より引用

その⑨ 半沢直樹より:理屈はわかりますね。理屈は。正しいです。でも現実は看板が、、、、

「仕事の質は、人生そのものの質に直結しますから」

※文春文庫 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 P340より引用

その⑩ 半沢の元顧客_玉木さんより:筆者は激しく同意します。ワークライフバランスなんて幻想です。仕事がつまらなかったら、やっぱり人生の半分はつまらないと思います。

「どんな世代にも勝ち組はいるし、いまの自分の境遇を世の中のせいにしたところで、結局虚しいだけなんだよ。ただし、オレがいう勝ち組は、大企業のサラリーマンのことじゃない。自分の仕事にプライドを持っている奴のことだけどさ」

森山は黙したまま瀬名の言葉を頭の中で、反芻した。

「どんな小さな会社でも、あるいは自営業みたいな仕事であっても、自分の仕事にプライドをもてるかどうかが、一番重要なことだと思うんだ。結局のところ、好きな仕事に誇りを持ってやっていられれば、オレは幸せだと思う」

※文春文庫 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 P350より引用

その⑪ 半沢の顧客_瀬名さんより:働き方に対する、一つの考え方ですね。みなさんは、どう考えますでしょうか?

「どんな場所であっても、また大銀行の看板を失っても輝く人材こそ本物だ。真に優秀な人材とはそういうものなんじゃないか」

※文春文庫 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 P403より引用

その⑫ 中野渡頭取より:おっしゃる通りです。

参考 半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲の記事はコチラ↓

池井戸潤 著「半沢直樹シリーズ ロスジェネの逆襲」を読んだ感想を書いています。

半沢直樹 4 銀翼のイカロスより

「従うより、逆らうほうがずっと難しい」

※文春文庫 半沢直樹 4 銀翼のイカロス 池井戸潤著 P208より引用

その⑬ 半沢直樹より:難しいです。大変に難しい。

「だどけな、隠し通せばそれでいいってもんでもないんだよ。隠蔽は隠蔽を生む。隠蔽はあくまで結果であって、原因は組織の体質にある。銀行の信用ってのは、それを乗り越えたところになくちゃだめなんだ。

※文春文庫 半沢直樹 4 銀翼のイカロス 池井戸潤著 P280~281より引用

その⑭ 半沢の先輩_富岡さんより:銀行だけ、会社だけでも、組織でもなく、個人にも当てはまることだと思います。

「ただ、欲にも、身の丈ってものがある。身の丈に合わない欲を掻くから、面倒なことになる。人もそうだし、実は会社だってそうだと思いますね。できもしないことをやろうとするから無理がある。結局、そんな会社は誰も幸せにしない。社業もうまくいかなし、社員だってストレスで参っちまう。全ての会社には、その会社に合った身の丈の欲ってのがあるんですよ」

※文春文庫 半沢直樹 4 銀翼のイカロス 池井戸潤著 P371より引用

その⑭ 半沢の先輩_富岡さんより:この富岡さんは、いいこと言います。達観してますね。

参考 半沢直樹 4 銀翼のイカロスの記事はコチラ↓

池井戸潤 著「半沢直樹シリーズ 銀翼のイカロス」を読んだ感想を書いています。

いかがでしたでしょうか?

半沢直樹シリーズの舞台は銀行となりますが、他の事業会社や、個人の働き方にも参考になる考え方が多数ある良書です。

ぜひ、手にとって読んでいただくことをお勧めします。

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